キャッシュパスポートとVISAトラベルマネー”ゴナ”を比較。どっちが安全でお得?

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 海外プリペイドカードで、大手のキャッシュパスポートはトラベックス社が発売しているカードで、9種類の通貨がチャージできます。

 VISAトラベルマネーカード”ゴナ”は、株式会社ジャックスが発売しているカードになります。ゴナというのは英語の「Gonna」('m going toの略)から来ているのでしょう。チャージ通貨は5種類から選べます。

 機能や手数料など、どこが違っているのかを比較検討しました。

 選ぶ際の参考にしていただければと思います。

 

 

キャッシュパスポート VS VISAトラベルマネー 安全編

 海外に持っていくなら重視したい、セキュリティ機能。どちらが安全そうか?

補償はちゃんとしていそうか、調べました。

 

  キャッシュパスポート VISAトラベルマネー
ショッピング保険 × ×
不正利用返金補償
スペアカード ×
電話サポート
  • ショッピング保険

 買い物をした物品が盗難にあったりした場合の金額保障については、どちらもありません。

  • 不正利用返金補償

 どちらも、盗難・紛失にあったさいに、すみやかにコールセンターに連絡してカードを止めたり、持ち主に落ち度がなければ、不正利用された分については、調査の上、返金される場合が多いようです。クレジットカードの通常枠と同じと考えてよさそうです。

 クレジットカードのキャッシング枠を不正利用された場合は、本人負担になってしまう場合が多いですので、ATMから現金を引き出すには、キャッシュパスやVISAトラベルマネーの方が安全といえます。

 

▽VISAトラベルマネーの場合は、規約にこんなくだりがあります。

2.前項の事故等により本カード等が第三者に利用された場合(以下「第三者利用」といます。)であっても、これによる損害等は会員の負担とします。
3.前項にかかわらず、第三者利用が行われた場合、会員が第1項に定める手続をすべて行い、本カード等の管理状況その他第三者利用に関連する事項に係る当社の調査に対し遅滞なく応じたことを条件として、会員が届出を行った日から遡って30日前から第1項に定める利用停止手続が完了するまでの期間において第三者利用から直接生じた損害等について当該損害等の発生時点におけるカード残高を限度として当社が負担するものとします。
 

▽キャッシュパスポートの規約には、こんなくだりがあります。

 お客様が承認していない取引であっても、お客様が(a)不正を行った場合、(b)お取引条件に従わずにカードを使用した場合、(c)カードの紛失、盗失若しくは不正使用を認識した時点で第15.1項に従い当社に通知することを怠った場合、(d)第14.1項に従ってカードの安全性を保つために必要なあらゆる合理的な措置を講じることを怠った場合、又は(e)覚えのないカード取引履歴に気付いた時点で第16.2項に従い当社に通知することを怠った場合には、お客様の責任となります。
16.2
取引について紛争が発生した場合、お客様は、速やかに(いかなる場合も当該取引後120日以内に)当社に通知する義務を負います。
16.3
第16.1項に従うことを前提として、不正なカード取引についてはお客様の責任を問いません。

 

 要は、どちらの場合も、「カードの裏面に署名しておく」「第三者に暗証番号を教えない」「暗証番号をばれやすいところに置いておかない」「盗難や紛失、不正使用に気づいたらすぐに連絡する」ということなどをちゃんとやっていて、使い手に落ち度がなければ、保証するよ、という規約になっています。

  ただ、VISAトラベルマネーの場合は、カード不正利用を、ユーザーが届けた日から30日以内の期間、に補償を限定しています。

 なので、紛失の場合はすぐに気づけますが、スキミングなどされてカードは手元にあるのに、使われていて、すぐに気づかなかった場合、一ヶ月過ぎてしまったらアウトです!お金は戻ってきませんので注意です。

 この点では、キャッシュパスポートの方が補償期間は広いです。

 

  • スペアカード

 キャッシュパスポートには、最初から予備のカードが一枚付いてくるので、万が一紛失した時にも、そちらを使えます。VISAトラベルマネーには付いてきません。

 

  • 電話サポート

 キャッシュパスポートもVISAトラベルマネーも、紛失盗難の際の緊急連絡窓口は24時間対応です。キャッシュパスポートの方は、それに加えて、いざという時の電話による簡易通訳サービスや、現金の緊急手配なども準備されているので、ここはキャッシュパスポートが一歩リードしています。

 

キャッシュパスポート VS VISAトラベルマネー 手数料編

  キャッシュパスポート VISAトラベルマネー
入会金 無料 無料
年会費 無料(1年間使用ない場合、
月間150円
無料
チャージ手数料 1% 無料
ATM手数料 200円、2USD他 200円、2USD他
為替手数料
(海外事務手数料)
4% 4%、
カード再発行手数料 無料 500円
利用明細書発行 該当無し 該当無し
カード清算手数料
(出金手数料)
500円

500円

  • 入会金と年会費 %

 どちらも入会金と年会費は無料です。

 ただ、どちらのカードも、一年間使用がまったくなかった場合、366日目から月間口座維持費がかかってきます。キャッシュパスポートの場合1月150円で、VISAトラベルマネーの場合は1月100円になります。

 これを防ぐには、トラベルマネーは日本でも使えるので、一回買い物すればよいですが、キャッシュパスポートの場合は、海外専用カード。

 なので、もし1年間海外に出ない年がある場合は、海外サイトでオンラインショッピングをするという手があります。キャッシュパスポートは基本的に海外専用ですが、外国のアマゾンなど、日本から海外のHPにアクセスしての買い物はできます。

 

  • チャージ手数料

 入金手数料は、キャッシュパスは入金額の1%がかかります。VISAトラベルマネーの場合は無料ですが、トラベルマネーの場合、外貨でチャージしておこうと思うと、最初に日本円で入金したものを、オンラインバンキングで、他の通貨に両替する必要がありますので、一手間あり、この両替レートには手数料も含まれてきます。

(レートは非公開)

 

  • ATM手数料

 どちらも一回引き出すごとに日本円にして200円前後かかります。

 

  • 為替手数料(海外事務手数料)

 どちらも、二つの通貨をまたいで支払いをするときには、4%の手数料がかかることになります。例えば、米ドルでチャージしていて、ユーロ圏で買い物する、などした場合です。米ドルでチャージしていてアメリカで米ドルで買い物、などの場合は、かかってこないです。

 なので、使う予定の通貨でチャージしておけば、この手数料は回避できます。

 

結論

 こんなわけで、色々な角度から検討してみましたが、VISAトラベルマネーとキャッシュパスポートとでは、まず手数料の点は、ほとんど大差ありません。

 それを考えると、安全面や利便性では、以下の点がキャッシュパスポートの方が有利になっています。

  • 保有に年齢制限がない
  • スペアカードが付いてくる
  • 不正使用時の返金補償がトラベルマネーよりも広い
  • 緊急簡易通訳サービスなどのサポート有り

 

 そんなわけで、キャッシュパスポートの方が費用対効果は大きいと考えられます。

 

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