キャッシュパスポートとマネパカードの比較。どちらが安全でお得?

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 海外プリペイドカードを選ぶ時、大手なのがこのキャッシュパスポートとマネパカード。

どちらを選ぶかで迷う人も多いのではないでしょうか?

この二つ、どこが違っているのかについて、手数料・安全性など色んな面から比較してみました!

 ご自分に合ったほうをチョイスする参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

安全性が高いのはどちら?

 個人的には、ここが一番重視したいポイントです。まず、安全性を度外視したら、クレジットカードのキャッシング枠を利用でも、海外現地でのATMからの現金引き出しは可能です。

 でも、キャッシングだと利息が付くので仮に返済を忘れたら大変!ということやら、キャッシング枠利用だと、万が一不正利用された時に補償がされにくい、ということを考えると、海外用プリペイドカードを使う方が安全です。

 銀行口座に紐づいていないので、クレジットカードみたいに、限度額まで使い込まれてしまう心配もありません。チャージしてある額までしか使われません。

 (クレジットカードの限度額を、10万円など小額に設定しておく方法もありますが)

 では同じプリペイドカードであるキャッシュパスポートとマネパカードで、安全面に違いはあるんでしょうか?以下のように表にしてみました。

 

  キャッシュパスポート マネパカード
ショッピング保険 ×
不正利用返金補償
スペアカード ×
電話サポート

 

 

 順番に見ていきます。

ショッピング保険の有無

 ショッピング保険とは、カードを使って買い物をしたさいに、その物品が破損や紛失したさいに一部額を補償してもらえる保険のことです。

 マネパカードには、この保険が付いています。

 物品を購入してから30日以内に破損や盗難などが生じた場合、総額50万円まで補償してもらえます。

 (自己負担額5,000円を差し引いた額)

 ただし、自動車や自転車、眼鏡、動植物、小切手、ノートPCや携帯電話など対象にならない品目も色々あります。また、置き忘れや紛失、電気的・機械的事故による損害は、補償して貰えないようです。

「電気的事故」ってことは、何か電子機器がクラッシュしてしまった場合なんかも該当してくる可能性がありますね。

 現在のところ、ブランド品バッグや服飾品、書画などについては対象外にはなっていなそうなので、こういうのを海外に買いに行って、万が一盗難にあった時のために保険が欲しい、という場合には良いですね。

(保険になる対象は随時更新されるかと思いますので、公式HPでご確認ください)

 

不正利用返金補償

 万が一、スキミングされたり、盗難にあったりしてカードが不正利用されてしまったら・・・?

この点も考えておきたいポイントです。

 治安に関しては世界でも、もっとも安全な国の一つが日本。海外に行くときは、神経質になっておくぐらいがセキュリティのためには丁度いいかと思います。

 実をいえば私も不正利用されたことがあります。そのさい、カード会社の窓口の人には「データは漏れているものと思って使ってください」(!)と言われました・・・。そしてやはり、海外では日本よりもカード犯罪が多いようです。

 対策しておくのも大事なのですが、気をつけていても、完璧にガードするのはなかなか難しいです。不正利用される前提で色々用意しておくのが一番かと思います。

 お客様センターに問い合わせたところ、この点についてはキャッシュパスポートもマネパカードもあまり条件に変わりはなさそうです。

 マネパカードでは、盗難・紛失のさいの残高補償ということが書いてありますが、これはつまり、紛失や盗難に気づいた時にカードセンターに電話して、その時点でカードを使えなくしてもらいます。すると当然、それ以降不正使用はされませんので残高は守られます。

 このことを指しているようです。これについてはキャッシュパスポートも同じでしょう。

 カードを止める前に使用されてしまった額が返ってくるかどうかといえば、これはキャッシュパスポートもマネパカードも、マスターカード系列ですので、マスターカードのセンターを通して、不正取引を報告することになります。

 目安としましては、マスターカードの加盟店(実店舗)での不正取引については、返金されるケースが多いようです。(この場合、不正利用を防ぐ責任は加盟店にあるため)

 一方、ATMからの現金引き出し、ネットショッピングなど、暗証番号やセキュリティコードが必要とされる取引については返金してもらえないようです。

(カードの持ち主に暗証番号の管理義務があるため)

 

不正利用を防ぎ、被害を最小限に食い止めるには
  • 使用限度額を設定しておく
  • 暗証番号はメモしておかない
  • サインは必ず書いておく
  • 使用した時に、都度通知メールが送られてくるように設定する

この4つの対策は、不可欠です。

マネパカードでは、お買い物をした時に通知メールが来るように設定できます。

キャッシュパスポートでは、通知メールの設定はできませんが、マイアカウントのアプリをスマホなどにダウンロードしておけば、手軽に使用明細が確認できます。

クレジットカードも同じことですが、この4つの対策をすることで、不正利用を万が一されてしまっても、被害は最小限に留められることと思います。

 また、現金、クレジットカード、プリペイドカードと複数にお金を分散して持っていくのも基本です。

スペアカード

 キャッシュパスポートの場合には、最初から予備のスペアカードが付いてきます。カード番号が違っていて、暗証番号も異なりますので、片一方を紛失や停止した場合でも、すぐにもう片方のカードが使えますので便利です。

 マネパカードの場合、紛失した時には再発行してもらえますが、登録住所にしか送付してもらえません。つまり登録住所以外の海外には、送ってもらえないことになります。

 

電話サポート

 電話サポートについては、どちらの会社も24時間対応しています。

なので、紛失などトラブルの際には、気づいたらすぐに連絡できます。

 

キャッシュパスポートとマネパカード、安全性が高いのは?

  安全面については、ほぼ互角なのではないかと判断しました。

お互いに存在していないメリットを挙げれば、マネパカードにはショッピング保険が付いていて、キャッシュパスポートにはスペアカードが付いています。

 ただ問い合わせてみたときの説明や、ネット上でマネパカードの不正にあったが返ってこなかった旨の説明が散見されたことからは、多少、不正使用された時の対応についてはキャッシュパスポートの方が手厚いのではないかという印象があります。

 ここは感覚的な、微細な差異にはなってしまうので断言はできませんが・・・。

 

手数料はどちらが高い?

 それでは、キャッシュパスポートとマネパカード、どちらの方が手数料は少なくてすむでしょうか。これも表にしてみました。

 

  キャッシュパスポート マネパカード
入会金 無料 無料
年会費 無料(1年間使用ない場合、
月間150円
無料
チャージ手数料 1% 無料
ATM手数料 200円、2USD他 2USD、1.75EURO他
為替手数料
(クロスボーダー手数料)
4% 1%
カード再発行手数料 無料 1,000円/回
利用明細書発行 該当無し 400円/回
カード清算手数料
(出金手数料)
500円 500円

 

入会金

入会金は、どちらも無料です。

年会費

 どちらも無料です。ただキャッシュパスポートの場合は、12ヶ月間使用がなかった場合、13ヶ月目から月に150円の手数料が発生します。一年に一回は海外旅行に出る人なら関係ないですね。また、海外サイトでのオンラインショッピングでも、使用できますので、旅行に出ない年は、海外のアマゾンその他で買い物するという手もあります。

チャージ手数料

 入金手数料のことです。キャッシュパスポートの場合、カードにお金を入れる際、入金額の1パーセントが手数料として取られます。

 

ATM手数料

 これはどちらも同じで、だいたい日本円にして200円ほどが、ATMから現金を引き出す時、一回ごとにかかってきます。

 

為替手数料

 これは、二つのカードで少し扱いが違うところ。

キャッシュパスポートには、9つの通貨でチャージできますが、例えばUSD口座から、ユーロ支払いをするなど、通貨をまたいだ買い物をしたときに、4パーセントの手数料が上乗せされます。つまりは、USD口座からUSDで支払うなど、通貨をまたがない取引のときは、無料です。

なので、最初から、使う予定の通貨でチャージしておけば、この為替手数料を取られるのは回避できますね。

 

マネパカードの場合は、両替手数料という名称になっています。これは、マネパカードにチャージできる5種類の通貨以外の通貨で買い物したさいにかかります。USD口座から、タイバーツの支払いを落とした時などに3パーセント上乗せされます。

 問い合わせたところ、マネパカードの場合、マネパにチャージできる5つの通貨間をまたいだ買い物はできないそうです。つまりUSDの口座からHKDで支払うなどは不可能になっています。これは、キャッシュパスポートに比べて、ちょっと不便な点です。

 

カード再発行手数料

 キャッシュパスポートは無料、マネパカードは1,000円かかります。

 

利用明細書発行

 キャッシュパスポートには、特に明細書の発行サービスがありません。けれど、マイアカウントの印刷画面から、使用履歴を印刷できるシステムになっています。

 

カード清算手数料

 どちらのカードも、カードの中にあまった残高を清算するには、手数料500円がかかってきます。

 

キャッシュパスポートとマネパカード、手数料が安いのはどちら?

 これについても、それほど大きな違いがある、というわけではないのですが、キャッシュパスポートは入金時に1%取られたり、一年間使用がない時に月150円の維持費が発生しますので、どちらかといえばマネパカードの方が安くすみます。

 為替手数料も、3%ですので。

 一年に一回は外国に行くし、外国通貨は決まった種類しか使わない、その通貨でチャージしていく、って方だったら、本当に入金時に1%手数料かかってくるくらしか違いはありません。

 

結論

色々比較してみました結果、

当サイトとしては、安全性を優先するならば、キャッシュパスポート

           格安性を優先するならば、マネパカードをおすすめします!