キャッシュパスポートとJTBマネーTグローバルを比較。どちらがおススメ?

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 海外でクレジットカードや現金の他に、一枚持っておくと便利なのが海外用プリペイドカード。

 その中でも、今回は「キャッシュパスポート」と「マネーティーグローバル」を比較してみます。

 前者は、日本でも以前はトラベラーズ・チェックを発行していたトラベレックス社のカード。Masterカード傘下です。

 後者はJTBが運営しているカード。VISA傘下です。

 

 さてさて、機能や手数料など、どこが違っているのかを比較検討しました。

 選ぶ際の参考にしていただければと思います。

 

 (2017年夏現在の情報です。)

キャッシュパスポート VS マネーTグローバル 手数料編

  キャッシュパスポート マネーTグローバル
入会金 無料 無料
年会費 無料(1年間使用ない場合、
月間150円
無料
チャージ手数料 1% 無料
ATM手数料 200円、2USD他 200円
為替手数料
(海外事務手数料)
4% 5%、
カード再発行手数料 無料 500円
利用明細書発行 該当無し 残高照会量100円
カード清算手数料
(出金手数料)
500円

500円

 

  • 入会金と年会費 

 どちらも入会金と年会費は無料です。

 ただ、キャッシュパスポートの場合は、一年間利用がまったくなかった場合、366日目から月間口座維持費がかかってきます。1月あたり150円になります、

 けれど実は裏技もありまして、カード残高がすでに150円以下になっていれば、そこからさらに口座維持手数料が引かれることはないのです。なので海外から帰国する時には最後にお土産などでお買い物して使い切ってきちゃえば、一年間以上放置することになっても大丈夫ですよ。

 

  • チャージ手数料

 入金手数料は、キャッシュパスポートは入金額の1%がかかります。

 

マネーTグローバルでは無料です。

 

  • ATM手数料

 どちらも一回引き出すごとに日本円にして200円前後かかります。

 

  • 為替手数料(海外事務手数料)

 二つの通貨をまたいで支払いをするときには、手数料がかかることになります。

 キャッシュパスポートでは使用額の4%、マネーTグローバルでは使用額の5%が手数料として引かれます。

 

 二つの通貨をまたぐ・・・という場合は、例えば次のようなときです。

 キャッシュパスポートにUSドル建てで入金してあって、ヨーロッパに行き、ユーロ建てで買い物する、などした場合です。

   UDドルでカードに入金してあって、アメリカに行き、USドルで買い物、などの場合は、かかってこないです。

 なので、使う予定の通貨でチャージしておけば、この手数料は回避できます。

 

 キャッシュパスポートは8つの外国通貨口座が用意されていますので、

 

  1. USドル
  2. シンガポールドル
  3. カナダドル
  4. イギリスポンド
  5. ユーロ
  6. 香港ドル
  7. オーストラリアドル
  8. ニュージーランドドル

 

 上記8つの通貨のうち、どれかが使われている国にいけば、実質この、4%の手数料はカット出来ちゃいます!

 

 ただ、「マネーTグローバル」の場合は、日本円口座しか用意されていません。

なので、お買い物や現金引き出しの都度、為替手数料5%が取られます。

 どこの国に行く時も、取られます。

 

結論:手数料を比較すると、キャッシュパスポートの方がおススメ!

 やはり、キャッシュパスポートでは為替手数料を無料にできるケースが多い、というのは、かなり大きいです。

 アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、シンガポール、香港、ヨーロッパの様々な国(ユーロ採用国)の、どれかに滞在するっていう方ならば、キャッシュパスポートの方がおススメですよ。

 

 また、マネーTグローバルだと、「残高照会料」というのが取られてしまうのが、少し気になります

 これは、ATMで残高照会をした時に100円引かれるというもの。

 会員専用ページでは無料で見れるようなので、ATMで残高照会はしないようにしましょう。

 

キャッシュパスポート VS マネーTグローバル 安全編

 海外に持っていくなら重視したい、セキュリティ機能。どちらが安全そうか?

補償はちゃんとしていそうか、調べました。

 

  キャッシュパスポート マネーTグローバル
不正利用返金補償
スペアカード ×
電話サポート

 

  • 不正利用返金補償

 キャッシュパスポートの規約には、こんなくだりがあります。

(要約は下です)

 

 お客様が承認していない取引であっても、お客様が(a)不正を行った場合、(b)お取引条件に従わずにカードを使用した場合、(c)カードの紛失、盗失若しくは不正使用を認識した時点で第15.1項に従い当社に通知することを怠った場合、(d)第14.1項に従ってカードの安全性を保つために必要なあらゆる合理的な措置を講じることを怠った場合、又は(e)覚えのないカード取引履歴に気付いた時点で第16.2項に従い当社に通知することを怠った場合には、お客様の責任となります。
16.2
取引について紛争が発生した場合、お客様は、速やかに(いかなる場合も当該取引後120日以内に)当社に通知する義務を負います。
16.3
第16.1項に従うことを前提として、不正なカード取引についてはお客様の責任を問いません。

 

 要は、「カードの裏面に署名しておく」「第三者に暗証番号を教えない」「暗証番号をばれやすいところに置いておかない」「盗難や紛失、不正使用に気づいたらすぐに連絡する」ということなどをちゃんとやっていて、使い手に落ち度がなければ、保証するよ、という規約になっています。

 

 マネーTグローバルの規約には、特別に不正取引についての規定は書いてありませんでしたので、詳細は不明なのですが、

ご自身の覚えのない利用がある場合は、 ただちにコールセンターへご連絡ください。 必要に応じて、国際ルールに則り海外の金融機関に調査を依頼し、 その結果をふまえて資金返還請求を行います。 ただし、調査及び請求の結果が出るまでに相当の期間を要しますので、予めご了承ください

 

 と、ホームページには記載されていました。

なので、大体はキャッシュパスポートと同じような手続きが行われるのではないかと思います。

 カードの不正利用の報告には、たいてい30日~60日の期限がありますので、海外にいる場合は特に、月に一回は利用明細を確認するのを習慣づけておくようにしましょう。

 

  • スペアカード

 キャッシュパスポートには、最初から予備のカードが一枚付いてくるので、万が一紛失した時にも、そちらを使えます。

マネーTグローバルには付いてきません。

 

  • 電話サポート

 キャッシュパスポートには、24時間対応の電話サポートがあります。

マネーTグローバルVISAトラベルマネーの方にも、各都市に朝~晩まで受け付けの電話センターがあります。(例外として、紛失・盗難の届け出については、日本のコールセンターで24時間受付)

 

キャッシュパスポートの方は、それに加えて、いざという時の電話による簡易通訳サービスや、現金の緊急手配なども準備されているので、旅人の利便性は高そうです。

 

結論

 こんなわけで、色々な角度から検討してみましたが、VISAトラベルマネーとマネーTグローバルとでは、手数料と安全性や利便性のすべての面で、キャッシュパスポートの方が勝っていると考えられます。

 やっぱり、メリットとしては、8つの通貨圏だと、為替手数料がかかってこないのは大きいです。

 また、Tポイントが貯められるのも何気に嬉しいですね。

 (申込時に、すでに持っているTポイントカードの番号などを入力するだけで、Tポイント対応のキャッシュパスポートが発行可能)

 

 

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